【エヴァ】5章 エヴァンゲリオンとは何か

皆さん、こんにちは。禍りんねです。

この章では、人造人間エヴァンゲリオンとは何か、そして、エヴァ(兵器)が建造された真の目的について考察したいと思います。まずは、エヴァンゲリオンを開発した秘密組織ゲヒルンについて、お話ししたいと思います。

秘密組織ゲヒルン

ゼーレは、アダム、及び、ロンギヌスの槍の発見と、セカンドインパクトを目の当たりにしたことで、裏死海文書の予言が真実であることを確信し、さらなる調査を進め、「黒き月」と「リリス」を発見しました。

ネルフの歴史:非公開情報
アダムの発見は、確信となって、ゼーレの背中を押した。黒い月、即ち箱根の発掘とリリスの発見、人工進化研究所の設立と、それに続くゲヒルンの構築、人類限界説の流布、人類補完委員会の設立、使徒との戦闘をにらんだ国連主導の世界構築。これらは、セカンドインパクトに前後し一斉に行われた。そして、アダムの復活計画=E計画。聖書で言うアダムの助骨から創ったというそれは、エヴァと呼ばれた。これらは順次行われ、そして今に続くことになる。
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

リリスは、ジャイアントインパクトの際、南極付近に落下しましたが、そのあとのプレート移動によって、最終的に、日本の箱根まで移動しています。

ジオフロント:最深度情報
(略)リリスが落ちたのは、今で言う南極付近であったと思われるが、そのあとのプレート移動によって、最終的には日本の箱根付近にまで移動することになる。
箱根(現第3新東京市)地下の大空洞はそれであり、後のネルフ本部は、ここに造られることになった。
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

裏死海文書に記載されていた情報は、始原の存在や月についての情報だけではありません。2015年の使徒襲来やアダム・カドモンへ至る道、つまり、人類補完計画についても記されていたため、ゼーレはそのための準備を始めます。まず始めに行ったのが、資金の確保です。国家予算規模の資金が長期に渡って必要となるため、世界中から安定的に資金が集まる仕組みが必要でした。

ゼーレは、人類限界説の流布や、使徒侵攻の危機を煽ることで、各国の政府に、使徒迎撃のための資金を捻出させます。そして、防衛は各国が独自に行うのではなく、国連主導とすることで、資金が全て国連に集まる仕組みを構築しました。そして、その資金をゼーレが自由に使うための、国連の小委員会「人類補完委員会」を設立します。

ネルフの歴史:最深度情報
人類補完委員会。本来は国連の小委員会でしかないそれは、実質上、世界を手玉にとるゼーレの下部組織である。(以下略)
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

委員会のメンバーは、議長のキール・ローレンツ、米・英・独・仏・露の代表者と六分儀ゲンドウから構成されています。各国首脳や委員会のメンバーは、使徒迎撃やサードインパクトの阻止を目的としており、人類補完計画やリリスについては、ほとんど知識がないものと思われます。

人類補完委員会は、自前の研究機関として「人工進化研究所」を設立しますが、アダムの破片を手に入れたことで、ゼーレからさらなる介入を受け、内部は、秘密組織ゲヒルンとして再編され、非合法的な研究をゼーレの為におこなう事になります。

ネルフの歴史::最深度情報
(略)この委員会は人類限界説を根拠とし、その対処を検討する存在として設立され、自前の研究機関を持つことになった。これを人工進化研究所という。人工進化研究所はアダムの破片を手に入れた事で、ゼーレのより強い介入を受け、組織体系を強化、実質上の直轄下部組織、秘密組織ゲヒルンとなった。ゲヒルンは準備組織であり、次なる組織であるネルフの下地となった。そうして、ネルフが作られた。
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

研究所は、表向きには、国連傘下の研究所としての体裁を保ちながら、実際には、ゲヒルンのための資金の受け皿として維持されます。2003年には、所長に碇ゲンドウが着任しています。(結婚により苗字が碇に)

ゲヒルン:非公開情報
ゲヒルンとは、人工進化研究所の事で、ゼーレの裏向きの機関の名称である。
人工進化研究所は国連に認められた下部組織であり、人工進化の研究を表向きの目的として行っていた。
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

Gehirnとは、ドイツ語で「脳」を意味しており、その名の通り、「魂」であるゼーレの目的を実現することがゲヒルンの存在意義です。この時点でのゼーレ、及び、ゲヒルンの目的とは「E計画(=アダム再生計画)」です。この計画を簡単に言えば、アダムの細胞からエヴァンゲリオンを生み出すことです。

ゲヒルン:最深度情報
ゲヒルンの目的は、アダム再生計画(E計画)。
実際はコピーを作る事=エヴァを作る事であった。
そして、より実行に近づき拡大したスタイルとしてネルフを結成した。
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

ここで、よくある誤解について触れておきます。このアダム再生計画は、後に「人類補完計画」と同時に推進される「アダム計画」とは別物です。アダム計画は、南極で爆散したアダムと全く同じものを復元させることが目的であり、人類補完計画に必要なリリスの予備として、ゼーレはアダムを必要としていたと考えられます。

ゲンドウ「わかっている、冬月。今日から新たな計画を推奨する。キール議長にはすでに提唱ずみだ。E計画とは別に、オリジナルであるアダムの再生をも推し進める」
冬月「アダム計画だな」
EVANGELION ORIGINAL 3より引用

しかし、アダム計画をゼーレに提唱したゲンドウは、初めから自らの目的のためにアダムを利用する腹積もりでした。後にゲンドウはアダムの胎児を自らに移植し、アダムそのものになろうとします。このあたりについては、人類補完計画の章で詳しく解説したいと思います。

ここまでで、ゲヒルンについての説明は終わります。

エヴァ(兵器)についてお話しする前に、セカンドインパクト後の出来事について簡単にまとめておきます。

セカンドインパクトの後

セカンドインパクト後、冬月は愛知県豊橋市で医療活動に従事していましたが、国連からの要請で、2002年に、セカンドインパクトの原因を探る南極調査隊に参加しています。

テロップ「愛知県 豊橋市跡」
冬月「今ごろ南極行きかね」
男「国連理事会の正式な事件調査です。暫定的な組織ですが、ここでモグリの医者をやっているよりは、世の中のお役に立てると考えますが」
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

その調査隊には六分儀ゲンドウも参加しており、現在は碇の性を名乗っていること、碇夫妻の間に長男シンジが誕生したことを聞かされます。前章で、冬月は碇ユイへの想いを無意識に抑圧していると説明しました。

冬月「碇。碇ゲンドウ。」
ゲンドウ「妻が、これを冬月教授に、とうるさいので。あなたのファンだそうです。」
冬月「それは光栄だな。ユイ君はどうしてる?このツアーには参加しないのかね?」
ゲンドウ「ユイも来たがっていましたが、今は子供がいるのでね。」
新世紀エヴァンゲリオンより引用

冬月は、教師でありながら生徒に好意を持ってしまった罪悪感や、自分が失恋したという事実を受け入れたくないために、自分の碇ユイへの気持ちを意識できていません。しかし、無意識では碇ユイを追いたい気持ちを抱えており、

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