【エヴァ】5章 エヴァンゲリオンとは何か

ヘイフリック限界を超えるダメージを負った場合は、長期の修復期間を要します。初号機は後に、S²機関を取り込み、半永久的に活動できるようになりますが、それと同時に、再生能力も手に入れ、ヘイフリック限界を超えた損傷を受けても、高速再生できるようになります。

リツコ「ヘイフリックの限界を超えているのに、自己修復が急速になされて行く」

EVANGELION ORIGINAL 3 より引用

エヴァに欠けていた、もう一つのものは、「魂」です。魂のないエヴァは、自らの意志で動くことができません。そのため、代わりに、人の魂をエヴァに宿らせる必要がありました。

リツコ:そしてアダムから神様に似せて人間を作った。それがEVA。
シンジ:ヒト…人間なんですか!?
リツコ:そう、人間なのよ。本来魂のないEVAには、人の魂が宿らせてあるもの。
新世紀エヴァンゲリオンより引用

この理由から、エヴァに人の魂をコピーする方法や魂を分割する接触実験が行われます。

ダミープラグ:非公開情報
ダミープラグには人格がコピーされているが、魂はコピー出来ない。なぜ出来ないのか、どうやればいいのか。
それは、ゼーレやネルフの技術部門にとって、神への道を探るために重要な研究テーマであり、長年にわたって対処が研究されていた。その失敗例が、ユイやアスカの母である。ダミープラグとは、その途中で生まれてきたものである。
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

この実験については、この章ではカバーし切れませんので、次章で考察したいと思います。エヴァのコアに宿らされた魂は基本的には眠りについており、エヴァを自ら動かすことはありません。代わりに、魂はパイロットとエヴァの介在を果たします。

エヴァの構造:最深度情報
エヴァ=神の肉体と魂たる人間の間に格差をなくすため、コアというユニットが使われた。コアにはパイロットの母親の魂が入れられており、これを介在して操縦が出来るのである。
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

つまり、神の肉体であるエヴァと、パイロットの格差を埋め、人がエヴァを操縦することを可能にします。「我思うゆえに我あり(Cogito ergo sum)」という言葉を残したルネ・デカルトは、精神的な魂が、物質的な肉体を動かせる理由として、脳の松果体という部分が「魂の座」、つまり、魂と肉体の介在となるためだと考えましたが、エヴァ(肉体)、コア(松果体)、パイロット(魂)は、同じような関係にあります。エヴァはまず始めにプロトタイプである零号機、続いて、

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