【エヴァ】6章 碇ユイの箱舟計画とは

碇ユイの覚悟

2004年6月18日、ゲヒルンの箱根地下第2実験場で、初号機の接触実験が行われます。前章で、エヴァには魂がなく、エヴァを動かすためには、人の魂を与える必要があったと述べましたが、その魂を宿す実験が接触実験です。しかし、被験者の命と引き換えに、その魂をエヴァに宿すというものではなく、後に登場するダミーシステムのように、魂のデジタル化によって、被験者の魂をエヴァのコアにコピーすることがこの実験の目的です。

ダミープラグ:非公開情報
ダミープラグには人格がコピーされているが、魂はコピー出来ない。なぜ出来ないのか、どうやればいいのか。
それは、ゼーレやネルフの技術部門にとって、神への道を探るために重要な研究テーマであり、長年にわたって対処が研究されていた。その失敗例が、ユイやアスカの母である。ダミープラグとは、その途中で生まれてきたものである。
新世紀エヴァンゲリオン2より引用


この実験の被験者には、碇ユイが選ばれていますが、彼女はゼーレの子息であり、エヴァを創るほどの優秀な研究者でした。

加持「エヴァを作り出したのは君のお母さん、碇ユイだ。」
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

今後のゲヒルンへの貢献を考えれば、危険が伴う接触実験の被験者に彼女を起用することは、ゼーレやゲヒルンが望むことではなかったはずです。しかし、そのような事情があるにもかかわらず、碇ユイ本人の強い希望により、彼女が被験者に選ばれました。そして、不運にも、接触実験は失敗に終わります。碇ユイの魂のコピーはなく、碇ユイの魂そのものがエヴァに取り込まれてしまいます。しかし、実際には、これは碇ユイが自ら望んだ結果でした。碇ユイは息子のシンジを守るために、被験者となり、自らの意志で初号機と同化していたのです。

碇ユイ「私はあなたとの愛の証をずっと守りたかった。人類の運命と共に消えてい欲しくなかった。だから私はエヴァに残ったの。」
新世紀エヴァンゲリオン 貞本義行 KADOKAWA(角川書店)より引用

では、なぜ碇ユイが初号機と同化することが、息子のシンジを救うことになるのでしょうか。碇ユイが初号機と同化したことで、基本的には、碇シンジ以外が初号機を動かすことは不可能になります。後に綾波レイは初号機とシンクロしていますが、

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