【エヴァ】8章 ゲンドウの人類補完計画

パイロットの選出理由をカモフラージュするために造られた組織です。

マルドゥック機関:非公開情報
マルドゥック機関を構成する、108の関連企業はすべてダミーであり、本来そのような組織は存在しない。マルドゥック機関からネルフに提出されていた報告書は、実はネルフ内で作成されていたものである。
:最深度情報
マルドゥック機関による適格者選抜の偽装が必要な理由は適格者をゲンドウが任意に選ぶ際、表向きにそれを出さないためである。
新世紀エヴァンゲリオン2より引用

マルドゥック機関からネルフに届く資料は全て、ネルフ内部で作られており、そのパイロット候補者である子供たちは第3新東京市立第壱中学校の2年A組に集められています。中学2年生である理由は、エヴァとのシンクロに重要なA10神経が活発な思春期であるためです。

マルドゥック(Marduk)とは、古代バビロニア神話に登場する50の異名を持つ男神の名前ですが、カバラやエッセネ派をベースに持つゼーレが異教の神の名前を自らの組織名に用いることは不自然であり、ここには、隠された意味があります。一神教に他の宗教に関するものが登場する場合、それは侮蔑を意味します。例えば、聖書に登場するバビロンは聖書編成時に支配国であったローマを暗に示しており、堕落の象徴として用いられます。

17:5
その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。
18:2
彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。
ヨハネの黙示録(口語訳). (2021年9月13日03:12). Wikisource, . 2021年12月5日11:25

ゼーレが異教の神の名を自らの組織に用いているのは、この組織が実体のないものであることを示しているだけでなく、異教であるバビロンの神も実体がないものであると揶揄しているためです。

終わりに

ここまでで、第一話が始まるまでの解説が終わりました。ここからエヴァ本編が始まるわけですが、その前に、次章では登場人物のパーソナリティについて、詳しく述べておきたいと思います。エヴァのストーリーを理解するうえで、登場人物の内面世界を理解しておくことは、とても重要になると考えるためです。いつものことながら、今回も間違いが多いと思いますので、コメント欄でお教えいただければ嬉しいです。また、もし気に入っていただけましたら、コメントで教えていただけると励みになります。それではまた次章でお会いしましょう。

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