【ジブリ】映画では語られなかった「風の谷のナウシカ」

【ジブリ】映画では語られなかった「風の谷のナウシカ」

皆さん、こんにちは。SALLAチューブのサラちゃんです。

映画「風の谷のナウシカ」を皆さんはご存知ですよね?

実は「風の谷のナウシカ」には、漫画の原作(全7巻)が存在します。映画版ナウシカはその一巻から二巻の内容が2時間にまとめられたものです。

漫画版は、映画版に比べて、とても内容が深く、英訳された漫画は、出版から30年ほど経った現在でも、世界中でコアなファンから絶賛されています。

この動画では映画だけでは語りきれない「風の谷のナウシカ」の奥深い世界を解説します。

動画の前半で、腐海と蟲が地球を支配している理由と、ナウシカが生きる世界:セラミック終末期について説明します。

動画の後半で「歴史の嘘」と「影の支配者」について説明しますが、この部分はネタばれを含むため、漫画を購入予定の方は、ご遠慮ください。

そして、動画の最後に、外国人の評価を抜粋して紹介します。

それでは、本編に入ります。

腐海と蟲が地球を支配している理由

腐海の起源は、ナウシカが生まれるよりも遥か昔、2000年以上も前に遡ります。ユーラシア大陸の西のはずれ、現在のイギリスのあたりに、産業革命が起こり、その後の数百年で、世界は超文明に発展しました。

その技術力は、現代よりもはるかに進んでおり、不老不死の実現、生命の創造、宇宙旅行も可能でした。しかし、その急速な発展は、壊滅的な環境破壊を地球にもたらし、「火の7日間」と呼ばれる大戦争によって、超文明は終末を迎えます。殺戮兵器によってまき散らされた有毒物質によって、地表は汚染された砂漠となり、海は死にました。

その後、突然変異によって、新たな生態系が生まれます。菌類によってのみ作られた森、腐海とそこに住む蟲たちです。この腐海が発する瘴気は猛毒で、人間や動物が吸うと5分と生きることはできません。

そのため、わずかに生き残った人々は、腐海から遠く離れた土地に移り住み、やがて、国家を作りました。

それらの一つ、エフタル王国では、「火の7日間」で失われた多くの科学技術がまだ生きており、飛行機の建設によって、経済的復興を遂げていました。しかし、このエフタルもやがて王位継承の内乱によって滅んでしまいます。ナウシカが生まれる300年ほど前の出来事になります。

エフタル王国年代記によれば、エフタルは「火の7日間」以前から残る奇跡の技を使い、蟲を戦争に利用しました。しかし、そのことが蟲の怒りを買ってしまい、おびただしい数の王蟲が押し寄せ、約20日のうちにエフタル全土が蟲に埋め尽くされてしまいました。この現象は「大海嘯」とよばれ、押し寄せた王蟲が運んだ腐海の胞子によって、エフタルの大地はまたたくまに腐海に変わってしまいました。

この「大海嘯」は「火の7日間」以降の1000年間で、少なくとも3回は起きていると記録されています。大海嘯から生き延びた人々は少なくありませんでしたが、残念ながら、残った少ない土地を奪いあう戦争によって、大海嘯を上回る死者が出たとされています。

この3度の大海嘯で腐海はそのテリトリーを急速に拡大してきました。

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