【怖いサイエンス】脳の研究で世界が終わる可能性

トリノ大学のカナベーロ医学博士が、世界初の「頭部移植手術」を行うと発表しました。ロシア人の頭部を脳死した中国人ドナーの頭部と取り換える予定です。

カナベーロ医学博士
(カナベーロ医学博士)

手術の日時と場所は特定されていませんが、あるメディアの報道では、中国政府が150人の医療チームと約18億円の費用を既に用意したと報じられています。

博士はマウス、イヌ、サルの頭部移植は既に成功させており、人間での移植にも自信があるとのことですが、倫理的問題について激しい批判にさらされています。

頭部移植手術だけでなく、脳についての研究は日進月歩で進んでいます。

すでに記憶の書き換えや性格の修正などは、医療行為として海外で行われています。

さらに、研究が進むと将来、不老不死や未来予知も可能になるそうです。

これら脳に関する技術は、人類に多大な恩恵を与える一方で、個人のアイデンティティーや生きる意味といった、人の根源的なものまでも、変えてしまう可能性があります。脳の研究は世界をより良い方向に進めるのでしょうか、それとも、世界を終わらせてしまうのでしょうか。

今回は、この「脳の研究」についてまとめてみました。

既に行われている記憶の書き換え

現在、進められている脳の研究には、

・記憶を移植する

・記憶を消去する

があります。

・記憶を移植する

現在、電気刺激を脳に流す、あるいは脳そのものを部分的に移植するといった方法によって、記憶の移植が試みられています。この研究が進むと、例えば、寝ている間に、電気刺激を脳に与え、試験の暗記問題を覚えておくといったことも可能になります

既に、脳の特定の部位に電気刺激を与えることで、学習能率を高めることに成功したという研究結果もあります。集中力を制御できる装置を受験生が買い求めるようになるかもしれませんね。

・記憶を消去する

過去の記憶を思い出す際、記憶は脳の中で一時的に不安定な状態になるのですが、「再固定化プロセス」という脳の機能によって記憶は再び安定した状態に戻ります。このプロセスを薬品によって妨害することで、特定の記憶の消去が可能になるそうです。

既に、海外ではPTSDなど、心に傷を負った患者の治療に使われています。

記憶の操作が可能になると、性格の操作も可能になります。

個人の性格やパーソナリティーは脳の記憶によって形成されています。例えば、人前で緊張して話せないという人の場合、トラウマとなっている過去の記憶を消去したり、「人前で話して自信がついた」という偽の記憶を移植することで、人前で緊張することがなくなります。

さらに、「泳げない」という人には、他人の泳いでいる時の記憶を移植することで、泳ぐことが可能になります。(身体的障害がない場合)

脳の研究で将来可能になること

脳の研究がさらに進むと、夢のコントロール、完全性転換、冤罪のない社会、知識や技術の売買、キメラ生物の誕生、不老不死、さらには、未来予知も可能になるそうです。

・夢のコントロール

MIT(マサチューセッツ工科大学)の実験では、ラットに音波を使ったトレーニングを与えた後、眠っているラットに同じ音波を流したところ、ラットが起きている時と同じ脳波パターンを示したそうです。つまり、ラットは夢の中でトレーニングを続けていました。

この実験が進めば、人間も外部からの電波によって夢をコントロールすることが可能になります。TSUTAYAで見たい夢を借りられる時代が来るかもしれませんね。

・性転換

脳が性器をどのようにコントロールしているかが分かれば、脳移植によって、完全な性転換も可能になります。男性が妊娠を経験できる時代は、すぐそこまできています。

・冤罪のない社会

脳をビジョン化する研究も進められています。この研究では、例えば、あなたの記憶をパソコンでアーカイブすることが可能になります。

アーカイブ

この機能を使えば、特定の人物が犯罪を犯したかどうか、記憶を使って確認することが可能になり、冤罪の可能性がなくなります。また、全ての国民に定期検査を義務化させることで、犯罪の予防も可能になるでしょう。

・技術やパーソナリティーの売買

記憶の移植でも少し触れましたが、ヘリコプターの操縦技術のようなスキルやコミュニケーション能力なども全て記憶に基づくものです。そのため、現在、本屋で売られている「10日でマスター!〇〇ダンス」や「人生を変える5つの習慣」といった本の代わりに、データ化された記憶を脳に流しこむことで、スキルや能力を身につけることが可能になります。

・人間をサポートするキメラ生物の誕生

アメリカのロチェスター大学の実験では、人間の脳の一部をマウスに移植し、マウスの知能を高めることに成功しました。別の研究では受精卵の段階で移植する実験も進められているそうです。

人間の労働が機械やロボットに置き換えられる時代はすでに到来していますが、スーパー動物が人の代わりに働く時代がやってくるかもしれませんね。

・不老不死

記憶のコピーが完全にできるようになれば、脳のコピーも作ることが可能になります。そうなれば、事故などで死んでしまった人をバックアップから復元できるようになります。

・未来予知

この未来予知は全人類の脳の記憶と、宇宙の物理をすべて解析できれば、という条件付きになるため、実現ははるか先の話になることでしょう。

予知の方法は次のようになります。

・地球に生きるすべての生物(虫なども含めて)の脳をスキャンする。

・外的環境の物理情報を全てスキャンする。気象や宇宙のような大きなデータから、ある家庭の椅子の劣化がどれほど進んでいるかといったものまで含めた宇宙のすべてのデータが必要になります。

この2つのデータを解析することで、「10年後に特定の交差点を通る車の持ち主は誰か」といったことがわかります。もちろん、予知の結果を知った観測者が違う行動をしないこと、10年後にまだ地球が存在しているという条件付きになりますが。

脳研究の問題

ここまで紹介したような脳の研究は、倫理的問題やさらには哲学的な問題を孕んでいます。

たとえば、「人間の記憶はすべて脳にある」ということは未だに証明されていません。

頭部移植後のロシア人の記憶が、完全なものかどうかはわからないのです。

また、研究成果が政治に利用される心配もあります。

ハーバード大学では脳介機装置というものを装着することで、ラットの尻尾を人間の意思のみでコントロールすることに成功しました。さらにワシントン大学では、人間が人間を操ることにも成功しています。

実験で操作された被験者は自分の意思に逆らって体が動いてしまったと答えており、政府が技術を悪用すれば、民主主義は死に、第三次世界大戦によって地球が終わるかもしれません。

また、人々がパーソナリティーを自由に取り換えるようになってしまうと、個性の価値はなくなってしまいます。誰でも知識や技術を身につけることができる時代では、「努力」という言葉もなくなってしまうかもしれません。知識や技術だけでなく、達成感や快楽といった刺激さえも、手軽に購入できるような社会になれば、人は何のために生きるのでしょうか。

哲学的な問題もあります。記憶を移植されたあなたは、あなたと言えるのかという問題があります。

例えば、AさんとBさんの記憶を少しづつ入れ替えていった場合、Aさんは最終的にBさんになります。しかし、実験途中ではAさんはいつまでAさんなのでしょうか。(例えば、Aさんの記憶が50%A,50%Bにある場合)

脳の移動 図1b

脳の移動 図2b

脳の移動 図3b

これは自己意識の有無という問題も孕んでいます。

ある思考実験があります。

記憶の例に似ているのですが、あなたの脳とCさんという方の脳を少しづつ交換していったとしましょう。いづれ、あなたの意識は自分の体からCさんの体に移り、Cさんの目から、元の自分の体を見ることになります。ですが、あなたはいつまで元の体からCさんを見ているのでしょうか?視神経に関する部分が交換された時でしょうか?そうであれば、Cさんと左脳だけを入れ替えた場合、あなたの意識はどちらの体にあるでしょうか?(左脳と右脳はそれぞれ、右視野と左視野を処理しています)

もちろん自己意識というものは存在していない可能性もあります。つまり、100%の状態以外はすべて別人であるというのが一般的な考えです。

脳移植

この意識の問題については、とても興味深いものですので、次回にまとめてみたいと思います。

外国人の反応

頭部移植手術後に、ロシア人が中国語を話し始めたら、大問題だな

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成功したら、20代の身体の爺さんや婆さんが溢れるんだろうな。婆さんの顔に20代の体か。新しい性の扉が開きそうだ。

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夢が自由にコントロールできるって?この現実がその夢かもな。

夢の購入には18禁とか規制なしだよな。

ジャップの夢にはモザイクがかかってるのか。wwww

まとめ

いかがでしたか?

今回は脳の研究についてまとめてみました。

脳の研究が進めば、ストレスを感じずに生きることも可能かもしれませんね。

忘れたいことがあれば、ボタン一つ押せば忘れられる。素晴らしいですね。しかし、人間が思い出したくない過去を全て忘れたら、どのような社会になるのでしょうか。

次回は自己意識についてまとめたいと思います。

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